2015年5月30日土曜日

VAIO Cafeに行ってきました。


先日VAIO Cafeとそこで行われたクリエイターズトークショーに参加してきました。
今回はそのお話。

VAIO Cafeとは?

VAIO株式会社が新しいVAIOの登場を記念して?オープンした期間限定(5/25~29)のカフェ。

六本木ヒルズの裾野にあり、誰でもカフェを楽しみながら、新発売のVAIOをじっくりと触ることができる夢のような空間です。期間中の夜はさまざまな分野のクリエイターがトークショーを行い、VAIO Z Canvasの魅力に迫っていきます。

公式イベントページ
VAIO | お知らせ | VAIO Cafe

29日までなので、この記事の投稿時には既に終わっています…

Movie / Animetion DAY

僕は木曜日の"Movie / Animetion DAY"のトークショーに参加しました。

VAIO Cafeに到着!

イベントは19時からなので18時に行ってVAIOラテを飲もうと思っていたらまさかの入店待ち行列。
1つの机に1台のVAIOが貸し出されるらしく、皆さん熱心に触るので回転率が悪いようです...

結局30分並んでも入店できませんでしたが、トークショー参加者は無料でVAIOラテが提供されると聞き、受付をして入店


店内



落ち着いた雰囲気のCafeで、壁際にVAIOがずらっと展示してあり、担当の説明員(VAIO開発者)の数も多く、直接いろいろなお話が聞けます。

その前に


メッセージ&キャッチコピー

VAIO Z とVAIO ZCanvasからなる"Z Line"のメッセージ



PCと同時に私たちも試されています。



VAIO Z Canvasのキャッチコピー
「自由をつくる道具。」

VAIOZ Canvasの広告にはモネの『日傘の女』という作品が使われています。
担当者曰く、モネは別名”光の画家”と呼ばれ、屋外にキャンバスを持ち出して絵を描くことを好んだとか。

クリエイターを仕事部屋から解放する、VAIO Z Canvasらしい広告ですね。


VAIO Z Canvas

壁際には何台ものVAIO Z Canvasがずらっと並んでいます。

この他に、VAIO Z、VAIO Pro 13 | mr2 、VAIO Fit 15E | mr2と全ての機種が展示してあります。


Z Canvasのスケルトンモデル。

ヒートパイプが立体的に組み合わさる超高密度実装。


Mac Book Pro 15と同じクラスのCPUを12インチのタブレットに搭載したため、当初は2つの予定だったファンを3つに増やして排熱性能を向上させたとのこと。


好きな角度で止まるヒンジは、バネとダンパーとカムを巧妙に組み合わたメカニカルな機構で実現されているのが分かります。
実際に触ってみると分かりますが、画面を起こしたり倒したりすると素直に追従し、手を離し画面にペンを当ててもしっかりと任意の角度を保ってくれます。
これ凄い。

先に発表されたVAIO Zのスケルトンモデルも展示してありました。

比べてみると同じZ Lineでも開発思想や仕様部品が大きく異なるのが分かります。



トークショー

そうこうしているうちにトークショーの時間が近づいてきたので席へ。

今日はAdobeの方のプレゼンもあるのでクリーニングクロス?を頂きました。
あと、VAIO ARのカードとか。

トークショーの予約をしていた人はVAIOラテ(通常は615円)がタダで飲めます。

太っ腹!


そしていよいよトークショー開始。


続きは後半の記事で…
力尽きてしまったので、この話は以上です。

2015年5月16日土曜日

HondaJetを見てきた話


5月4日、HondaJetを見に成田空港へ行ってきました。
今回はその話。


HondaJetとは?

自動車メーカーでお馴染み、あのホンダ(の子会社?のホンダエアクラフトカンパニー)が作った飛行機です。

とても小さな飛行機で、操縦者2人と乗客4人の計6人乗りとなっています。
翼の上という奇抜なエンジン配置や自社製エンジン(通常の旅客機は機体の製造メーカーとエンジンメーカーは別)、独特のノーズ形状などが特徴の小型ジェット機です。

ホンダにとって航空機の製造は創業者(本田宗一郎さん)の夢でした。1962年に航空機事業への参入が宣言され、1980年代に本格的な開発が始まりまり、近年やっと量産体制が整い、去年からデモツアーが行われています。


HondaJet World Tour in Japan 2015

公式サイトが消えてしまいましたが、「HondaJet World Tour in Japan 2015」という名前のイベントです。日本国内の数か所にHondaJetがやって来て、当選者は格納庫に入り間近でHondaJetが見られるというものでした。
残念ながら抽選はハズれてしまいましたが、デモフライトは展望デッキから誰でも見られるようなので、5月4日の成田空港でのデモフライトを見てきました。



成田空港

成田空港のデモフライトは午前(11:00~)と午後(15:00~)の2回。
午後は逆光になるので午前の部を見に行きました。

09:30


















フライトの1.5時間前ですが、展望デッキの最前列はほぼ満席。
唯一開いていた南側の最前列を確保。
あとはひたすら待ちます。

成田は羽田と違って背景が緑なので機体が映えますね。

ドルフィンジェット。




成田は国際線が多く、いろんなカラーリングの機体が見られるので飽きません。
ただ、1時間も同じ場所にいると構図がマンネリ化してきますが...



デモフライト(午前の部)

11:00
HondaJet登場!
まだ、「Flightradar24」上に表示されていなかったので、ビルの陰からいきなり出てきてビックリ。


非常に小さいので、目を離すとすぐに見失ってしまいます。

かくれんぼ強そう。


遠近法を駆使してもこのサイズ感。(奥にいるのはB777)


誘導路を進み滑走路へ。
他の機体に挟まれ、場違い感が凄い(笑

そして離陸。
誘導路の途中までは見ていましたが途中で見失い、気が付いたら目の前を飛んでいて慌ててカメラを向けましたが間に合わず...
しかし、離陸後は大きく旋回し、滑走路上を低空でパスしてからもう一度旋回し着陸というフライトだったので「Flightradar24」の画面を見ながらパスしていく機体を撮影することができました。
(写真はその時のもの)


そして着陸。


着陸後は格納庫でなく駐機場へ。
 午後のフライトまで待機。
機体の前に停まっているトラックと高さがほぼ同じなのが分かります。
全長は大型バスより短いかも?


因みに、この日のカメラはAPS-C機の一眼に270mmのレンズと1.4倍のテレコンをかませているので35mm換算で600mm弱といったところ。そしてそれを思いっきりトリミングして掲載しています。
要はもの凄くズームしています。
上の駐機中の画像も肉眼だとこんな感じ。
僕の目ではHondaJetの左にいる緑の飛行機がかろうじて見える程度です(笑


この場所で待っていたらB737におんぶされるHondaJetの写真が撮れました。
















デモフライト(午後の部)

そんなこんなで気づいたら14時頃になっていたので15時からの午後の部も見ていく事にしました。

15:00
再びHondaJet登場。
そのまま居続ける人も多く、午後も南端で写真を撮っていました。
南端は離着陸のポイントからは遠いものの、右側の視界が広く、滑走路の端まで見ることができます。

滑走路の端にいるHondaJet。





とても小さいですが、これでも限界までズームしています。

離陸!
 今度は離陸の瞬間を撮影することができました。



小型機ならではの加速性能でグングン上昇していきます。
そして滑走路上のパス。



午後は少し下がって撮影。




画面中央右側、右から3枚目のガラスパネルの中にHondaJetが写っています。
豆粒と呼ばれるのも納得(笑


あっという間に目の前を通過。





そして着陸。

誘導路を通って駐機場へと戻っていきました。



おまけ

午後のフライト軌跡(滑走路上のパス後)
午前は右回り、午後は左回りでした。


以上。

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まとめ

今回のツアーは成田が最後となっており、この機体はアメリカに帰っていきました。
アメリカの工場では、今まさに量産機をドンドン作っている最中なので、近い将来また日本でもHondaJetを見ることができるでしょう。

ビジネスとしてはまだまだこれからで、今後も険しい道のりが続くと思いますが、1962年の本田宗一郎さんの航空事業参入宣言以来、半世紀以上かけてやっとここまで辿り着いたと考えると感慨深いものがあります。

小型のプライベートジェット機なので、乗る機会はまず無いでしょうが、これからも応援していきたいです。





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